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2005年9月4日日曜日

New Orleans

New Orleans はハリケーン Katrina による甚大な被害を受け、cnn.com (US版) には "FIRE AND WATER"の見出しがついて記事が多数掲載されています。

Louisiana州のサイトにも "Hurricane Katrina" についての特別サイトが設置されいていました。

報道では、貧しい人たちの住むエリアが壊滅的で、支援が遅れているというようですが、そのことに関連して、New Orleans について印象に残っていることを書いてみることにしました。

1997年2月、マルディグラの前の New Orleans に立ち寄ったことがあります。
といっても New Orleans が目的ではなかったこともあり、街自体にはフレンチクオーターに少しいただけでした。
ただ、とても印象に残ったことがあります。

あの時は、Las Vegas から車で行きました。New Orleans に入る前に Lafayette から州道に入り、
州道23号線を南下して、ミシシッピ河の河口に行くことにしました。
このルートは、風景がとても綺麗でした。

ミシシッピ河の河口は観光地ではないらしく、車もほとんど走っておらず、河口では何もないことを見物して終わりました。
その後、少し北へ戻って Port Sulpher というところでミシシッピ河を横断する無料フェリーに乗って対岸に渡り(この部分は河幅が狭い)、州道15号線を北上して、New Orleans に入ることにしました。

のどかな風景をみながら車を走らせ、もうすぐ New Orleans の街だなと思ったとき、ふと気がつくと、アメリカ映画で貧しい人の住む街としてよく映っていたものと同じような町並みの中にいました。そして、それは、重厚な鉄橋を渡った途端に終わりました。この鉄橋を挟んだ町のコントラストの対比は、非常に印象深く残っています。

飛行機で行っていたら絶対にわからなかったです。
留学の経験のない私には非常に印象深い経験でした。

ちなみに、これを書きながらランダムで音楽を聞いていたら、The Rolling Stones の Brown Suger
が流れてきて、イントロのところで、"down in New Orleans" ときこえてきました(実際には "Gold coast slave ship bound for cotton fields Sold in a market down in New
Orleans" という部分)。