ページ

2022年12月28日水曜日

通信障害の発生と周知広報などの課題

TBS NEWS DIG Power by JNNのツイート

上記の記事にある「有識者会議」とは下記のワーキンググループです。

●総務省「電気通信事故検証会議」「周知広報・連絡体制ワーキンググループ」

「親会である電気通信事故検証会議からスピンオフしたワーキングとして利用者対応のところ、周知広報・連絡体制について集中的に議論をしていく」(内田主査・第1回議事概要2頁)ことが主眼になっているWGのようです。

その第3回が11月29日に開かれ、総務省のサイトで「とりまとめ(案)」が掲載されています。

第3回(2022年11月29日)

資料3-1「取りまとめ(案)

「2.4 障害発生から初報までの時間の目安」として「(3)対応の方向性」の項にて

指定公共機関は、事故時等における利用者への周知広報に関しても、より一層確実かつ丁寧な対応が期待されることから、同指定公共機関に対しては、やむを得ない場合を除き、事故等が発生した時点から、原則30分以内に初報の公表を求めることが適当である。

との記載があります。(13頁)

第4回は2週間後の12月14日に開催されています。

朝日新聞デジタルのツイート

第4回の会議での「案」は、第3回の時の「案」より変更が加えられている箇所、内容が確定しておらずブランクだった箇所の明記があります。

第4回(2022年12月14日)

資料4-1「取りまとめ(案)

この「案 2.4 障害発生から初報までの時間の目安」として「(3)対応の方向性」の項は同じでした。(11頁)

通信障害で一番気になるのは「ネットで確認するにしても、ネット接続自体が障害によりできなくなっているので、果たしてどうやって確認するのか」という点です。現代では、すぐに検索するわけですし、通信事業者のサイトに見に行くにしても接続できないので、どうするのか、という点です。

これはWGではメインでないようです。

報告書でも記載がされてないようでした。