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2004年12月17日金曜日

Sidney Lumet

Sidney Lumet to Receive Honorary Academy Award

 The Academy of Motion Picture Arts and Sciences のサイトに、映画監督のシドニー・ルメットに対し、名誉賞が授与されることが発表されています。日本でも、この点について、報じられています。

 AMPASの December 15, 2004 FOR IMMEDIATE RELEASE には、日本で著名な "12 Angry Men" は紹介されていないようです。

 シドニー・ルメットの映画で、個人的に最初にみたのは、たしか "The Verdict"(邦題「評決」)でした。
 その次が "Fail-Safe"(邦題「未知への飛行」 )で、モノクロ映画を初めてロードショー料金でみたのですが、非常におもしろかったです。

 以下、"Prince of the City" "Serpico," "Dog Day Afternoon" などを観ました。

 その他にもいろいろ映画館やビデオで観ました。もちろん有名な "12 Angry Men" も観ましたが。

 上記の発表をみて、かつて雑誌「スクリーン」を毎月買って読んでいた時期を思い出しました。

2004年12月12日日曜日

e-文書法(スキャンと原本性)

e-文書法(正式名称:民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律案)が平成16年11月19日 第161回国会(臨時会)の参議院で可決され、成立しました。

議案審議経過情報は衆議院サイト内にあるこちらで確認できます。

表記の官報に条文が載っています(官報号外第262号。口語化された民法と同じ号です。)。

その他の参照サイトは口語化された民法の同様なのでこちらをどうぞ。

法律案の概要は、内閣官房の国会提出法案の中にあるこちらにあります。

この法律の立案方針(法律のイメージ)は、各サイトやブログでも紹介されていますが、こちらで閲覧できます。

ちなみに、各所で紹介されているこの資料は、厚生労働省医政局長の私的検討会「医療情報ネットワーク基盤検討会」第9回議事資料の資料1にあります。

法律案の概要と立案方針によると、次の点が指摘されています。
「電磁的記録による保存とは、当初から電子的に作成された書類を電子的に保存すること及び書面で作成された書類をスキャナでイメージ化し、電子的に保存することの両者を含む。」
「保存を義務付ける個別の法令ごとに、スキャン文書とする場合の改ざん防止や原本の正確な再現性の要請の程度が異なりうるので、電子的な保存についての方法等については主務省令で具体的に定めることとする。」

ちなみに、原本性についても議論されており、質疑の模様が上記検討会の第9回議事録に記載されています。
その中にこのような記述がありました。一部を引用しますと
「・・・スキャナ文書だけではなく、スキャナで取る前の文書までも真正に成立したとみなせないかという議論もあって、これについては最高裁とか法務省に当たってみたら、『それは社会経験上無理である』と。当然無理だと思います。スキャナから取った文書は、原本が真正に成立したかどうかという推定は当然働かない。そういう意味では、裁判になったときに、確実にワンステップ証明しなければいけないことが増えることになります。・・・」

2004年12月1日水曜日

民法の口語化

他にも重要な法律がいくつか成立していますが、ようやく民法を口語化したものである点を大きな特徴として指摘できるでしょう(なお根保証など内容に関する改正も含まれています)。

第161回国会(臨時会)で、平成16年11月25日に衆議院で可決され、成立しました。議案審議経過情報は衆議院サイト内にあるこちらで確認できます。

法律案は、衆議院の議案本文情報のほか、法務省サイトの国会提出法案でも見ることができます(提出理由や新旧対照表などもあります。)。

なお、内閣提出法案は、内閣法制局サイトで主管官庁のリンクが一覧できます。第161回国会についてはこちらです。


(補足1)
第161回国会で成立した法律の一覧は政府広報オンラインに載っています。

(補足2)
成立した民法の法文は、官報(平成16年12月1日号外第262号)に掲載されています。