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2005年10月9日日曜日

日本法の英訳(3)

法令外国語訳・実施推進検討会議」の「実施推進検討会議中間報告」が内閣官房のサイト内にある同会議のページにPDF形式にて掲載されていました。

平成17年9月30日 実施推進検討会議中間報告・同概要

報道では、政府が統一的に英訳する国内法令のリストを公表すると報じられていましたが、中間報告の末尾に記載された「翻訳整備計画の策定に向けたたたき台(法令所管府省回答一覧)が該当するものと思われます。

なお、中間報告の7ページには次のような記載があります。

「当検討会議においては,利用者のニーズを具体的かつ実質的に反映するためには具体的な法令名を挙げた上でそれらについての意見を集約するのが効果的であるとの観点から,関係府省に対し,上記の3年間に翻訳を整備することが考えられる法令とその整備時期を記載した案の提出を依頼し,その回答を取りまとめて(別添資料1 ,これに基づき議論を行っているところである。)このリストは,各府省が翻訳の整備を検討している法令の候補を議論のたたき台として取り急ぎまとめたものであり,具体的な翻訳整備対象については,官民の役割分担等を踏まえ,更に精査される必要があるが,今後,各方面の意見・要望等を仰ぎつつ,法令外国語訳推進の意義や利用者の具体的ニーズに照らして上記計画を策定する一助とするために今般公表するものである。
 なお,当検討会議では,作業部会において,上記計画とは別に,特にニーズが高く各分野の基本となるような法律14本(別添資料2)の翻訳を平成17年度中に実施し,標準対訳辞書の有用性を検証するとともに,その内容へのフィードバックを図ることを予定している。これらの翻訳については,最終報告と併せて公表し,一般の利用に供したいと考えている。」

この中間報告については、平成17年10月7日付けで「意見募集」(平成17年11月11日まで)が行われています。サイト内に用意された画面からもメールが送れるようです。

2005年10月4日火曜日

日本法の英訳(2)

以前「自由と正義」2005年3月号100頁を題材として、日本法の英訳を取り上げたことがあります。
(2005年3月15日の記事

9月末、政府の「法令外国語訳・実施推進検討会議」が、政府が統一的に英訳する国内法令のリスト案を公表、意見募集を経て、作業計画をまとめるという報道がなされました。
(例えば、NIKKEI NET のニュース

この日経のニュースでは、来月にも内閣官房のホームページでリスト案を公表するということですが、10月4日14:00現在ではまだのようです。

※ 公表時期や場所について触れていたのは日経ニュースだけだったのですが、ブログに書く前に、肝心のニュースの場所を見失ってしまっていたところ、指宿信:立命館大学教授のブログの「法令英訳」の記事で紹介されていました。

なお、前回の記事後にみつけた参考文献を追加しておきます。

千代正明「日本法令の外国語訳整備の課題」国立国会図書館レファレンスNo.654(2005年7月)

上記は、国立国会図書館のサイトにてPDFファイル形式で公開されています。

2005年10月2日日曜日

「ひと」欄(2005年10月2日付け朝日新聞)

寝ぼけた頭で新聞を開いたら、大学時代からの友人が写真付きで載っていて、一気にさめました(2005年10月2日付け朝日新聞の「ひと」欄)。

彼は、今年は記事にも紹介されている映画のほか、この映画にもでたり、
所属劇団でも本公演にでるなど、少しずつ少しずつ歩みをすすめていることは知っていましたが、まさか全国紙の「時の人」がでる欄に載るとは・・・。

数年前、彼が役者に転身すると知った時は驚きましたが、諸事情に照らせば、本気だろうとは思っていました。
友人ですし、その性格も知っていたから、素直に応援し、大学時代の友人らと、転向した初期のころから、舞台を何度か見に行っていました。

9月の公演の後は久しぶりに言葉を交わすことができ、改めて本気なんだと感じましたし、
いつかビッグになってくれる(古い言い方か・・・)ことを願っています。今はこのプロダクションに所属して活動の場を大きく拡げはじめているようです。

難しい世界で挑戦していく姿は、非常に刺激になっていましたが、記事をみて、私もまだまだの身、
頑張っていこうという思いを新たにしました。