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2006年1月12日木曜日

国際ローミングサービスのトラブル

1月10日のニュースで、国民生活センターの記者発表が報じられていたので、ふと「国民生活センター」のサイトをみてみると、1月10日付けで3つのプレスリリースが掲載されていました。

  1. 2005年の国民生活センターホームページアクセス状況-リアルタイムな消費者の関心-
  2. 自動車のドアに挟む事故-ドアに関する事故の分析とスライドドアのテスト
  3. 海外で利用できる携帯電話のトラブル-国際ローミングサービスを中心に-


このうち「海外で利用できる携帯電話のトラブル-国際ローミングサービスを中心に-」は、国際ローミングサービスの仕組みのほか、問題が起きた原因が、わかりやすく紹介されていました。

まず、国際ローミングの仕組みと課金の仕組み、については、相談を受ける際の前提になる知識になるのですが、その説明がわかりやすく記されています。
報告書「3.国際ローミングサービスの仕組み」)

次に、報告書「4.問題点」で次の点が整理されています。
(1)ICカードを差し替えると、他人に不正利用されうることが周知されていない
(2)誤解を招く表示がされている (例.日本専用などの表記)
(3)料金等について説明が不十分であり、消費者が内容を理解できていない
(4)国内で利用できる状況と海外での状況が違う

なかでも、(1)の現在使用している端末が国内専用でも、搭載しているICカードを別の端末に載せかえるとその別の携帯で国際ローミングができるという点は、消費者にとって意識しないとわからない重要なことです。

国民生活センターのサイトは、消費者トラブルに関して情報提供が早いし、技術的な事項も、一般消費者向けに説明が大変わかりやすく加工されているのが特徴です。参考になります。

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