「良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方」(技術評論社)
最近出た本ですが、人気のようです。
書名で検索すると、たくさん書評や感想(おすすめするもの)がヒットします。
たしかに、これまで利用規約だけにフォーカスした書籍はなかったです。
法律系雑誌では、利用規約の特集が組まれたことはありました。
例えば下記
このBusiness Law Journal の特集記事も、それはそれで有益な記事でした(利用規約だけに焦点をあてたものがなかった)。
ただ、内容が少し堅かったり、「その先」がなかったり、とページや雑誌の性格上の限界もあったかもしれません。
ただ、内容が少し堅かったり、「その先」がなかったり、とページや雑誌の性格上の限界もあったかもしれません。
これに対して、今回の上記「良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方」は、表現が柔らかいとかの単純なことではなく、グッと質量ともに踏み込んでいて、かつ、ベンチャー、中小零細の事業者の「現場」を担当する人が読んでも、サーッと一読でき、また、振り返って何度も読み返す、ことのどちらにも有効な内容かと思います。
巻末に、関連するガイドライン、委員会等の報告書、提言などが網羅的に紹介されているのも助かるところです。
執筆者の方々は、いずれも著名な方で、うち2人がやっておられるるブログ(「企業法務について」
と「企業法務マンサバイバル」)は、法律系書籍の書評はもちろん、有益な記事が多くて、法律系・法務系の方なら読んだことがある方、ブックマークしている方も多いのではないでしょうか。
この本なら、事業者の方に「買っておいたら」と助言してもいいと思います。値段も抑えているようですし。
と「企業法務マンサバイバル」)は、法律系書籍の書評はもちろん、有益な記事が多くて、法律系・法務系の方なら読んだことがある方、ブックマークしている方も多いのではないでしょうか。
この本なら、事業者の方に「買っておいたら」と助言してもいいと思います。値段も抑えているようですし。
ちなみに、巻末の「参考書籍」の中で田島正広監修編著「インターネット新時代の法律実務Q&A」が挙げられています。
利用規約を作ることはサービスを作ること http://t.co/C1eG17Rpy9— TechCrunch Japan (@jptechcrunch) 2013, 3月 19
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