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2013年6月28日金曜日

情報漏えいコストの調査結果

マイナビニュースに、シマンテックが情報漏えいに関するコストの調査結果を公表したというニュースが載っていました。
http://news.mynavi.jp/news/2013/06/26/170/index.html

このニュースに
「同調査によると、漏えいしたレコード(1人の個人を特定できる情報)1件あたりの平均コストは、昨年の1万1011円から1万2263円に上昇した。コスト上昇に合わせ、情報漏えいにより企業が負担した総コストも約2億100万円から2億2400万円に増加している。」
とあったのをみて、「そういえばセキュリティのコストに関する資料の参照先をメモしたなぁ」と思い出しました。

それは、JNSA(NPO日本ネットワークセキュリティ協会)の「情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」です。

下記のものがJNSAのサイトでみることができます。
●「2011年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書

・一人あたりの平均想定損害賠償額
・一件あたりの平均想定損害賠償額
・個人情報漏えいにおける想定損害賠償額の算出モデル

などが掲載されています。
賠償額を考える際に、裁判例とはまた別の参考資料として、みておいて損はないものだと思います。

このJNSAの資料は、

田島正広編「インターネット新時代の法律実務Q&A
「第3章 2 個人情報漏えい時の損害賠償額、日常起こる事故と免責条項」

で具体的な数字を挙げている資料として紹介されていたのをみて、以前メモしていたはずなのですが、肝心の慈雨分のメモがどこへいったかわからなくなってしまい、この本を再度開いて、確認、忘れないようにメモします。

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